BIRD.
刻まれた螺旋に、時が流れ落ち
無数の葉となり、深くに積もり
消えそうになるたびに、複雑に舞い
何もかもを、静かに覆う
すべてが変わっても
何も変わらずに
この手のひらは、ここに
その手のひらは、そこに
二つと無いそれは
なぜ、在るのか
沈黙が距離を隔てても
指と指とに、感じた徴は
時を気にせず、呼吸している
他の誰に知られることなく
真っ直ぐに、響いている
なぜ悩む、と
不思議そうに鳴く声がして
見上げた先には
締めつけるほどに深い青と
恋文のように、澄んだ空。
To be continued.