BANKO TARATU ANAEROBIC / ETHIOPIA

 ETHIOPIA BANKO TARATU ANAEROBIC

エチオピア　バンコ・タラトゥ アナエロビック

エチオピアでも最も標高の高い地域で採れるTaratuのコーヒー

Banko Taratu ウォッシングステーションは、標高1,952mの場所に位置し、周辺約300戸の農家よりチェリーを集めています。Banko Taratuの農家は、所謂ガーデンコーヒーを生産しており、お互いが重なり合うほど密植しながら1,000~1,800本/ha程度のコーヒーが植えられています。収穫期を通して農家がハンドピックしたチェリーを、この地域では主に馬かバイクで運び入れています。このWSは地域の農家とのつながりを大切にしています。良い関係を築くために活発に交流を行っており、オフシーズンにはアフリカンベッドを全て取り払って作ったコーンをファーマーに配ります。これを乾燥させ、粉にしてトルティージャのようにして食べています。

ゲデブ地区は、エチオピアのゲデオゾーンの南東の隅を占めています。近年、世界で最も人気のあるエチオピアコーヒーのエリアである、イルガチェフェやグジに隣接しているBanko Taratuのチェリーは、独自の歴史と他では味わえないフレーバー、テロワールを有しています。

2,000m前後で採れるチェリーは、昼夜の寒暖差で熟成速度が穏やかになり、複雑なフレーバーを形成します。完熟したチェリーを手摘みで収穫し、厳しい選別を経て嫌気性発酵を行います。このロットの生産者は特にアナエロビックナチュラルの精製に注力しており、発酵タンク内では独自のメソッドで糖度や温度、圧力などをコントロールし、フレーバーの生成を行なっています。乾燥工程は、発酵を終えるための1次乾燥、シェード下で水分値を30%程度まで下げるための2次乾燥、天日での3次乾燥と、細かく管理されています。品質は言うまでもなく、エレガントで特別な味わいを持ちます。