ABOUT : ROAST LEVEL / 焙煎度について
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焙煎度について
今回はCoffeeの味わいを決定づける、焙煎と焙煎度について、そしてTHE WORD COFFEEの焙煎度表記に関して、極力シンプルに簡潔に解説します。
焙煎、焙煎度とは
焙煎とは、生豆に熱を加える(煎る)ことで、Coffeeとして抽出できる状態にすることです。焙煎へのアプローチ、プロファイルはロースターの数だけ存在するので一概に言えることではありませんが、基本的に生豆に熱を加える度合い、時間によって変わる煎り具合の事を焙煎度といいます。
焙煎度は、以下のように一般的には8段階で表します。
1・ライト 2・シナモン 3・ミディアム 4・ハイ 5・シティ 6・フルシティ 7・フレンチ 8・イタリアン
数字が大きくなるにつれ、焙煎が深くなり、酸味主体から苦味主体へと香味、成分が変化していきます。
焙煎度による味わいの違い
浅煎り〜中煎り(ライト〜ハイ)のCoffeeの酸味は、コーヒーチェリー本来のフルーツとしての酸味です。ゆえに、高品質な生豆のフレーバーが最もよく感じられるのは、浅煎り〜中煎り(酸味主体)のCoffeeと言えます。
THE WORD COFFEEでは、高品質なスペシャルティコーヒーのフレーバー、テロワールが最もよく感じられる、浅煎り〜中煎りの焙煎度をお勧めしています。
無論、Coffeeに求める味わいは人それぞれですから、苦味主体の深煎りもご提供しています。(一部地域のスペシャルティコーヒーは、逆に深煎りにすることで特別な個性、香味が出るものもあります。そのような銘柄は、中深煎り以降の焙煎度でご提供しています)
焙煎度の表記、見方
THE WORD COFFEEでは、以下のように焙煎度表記をシンプルに分かりやすく、5段階としています。(実店舗メニューも同様に5段階表記を採用しています)
1・浅煎り/ライト〜シナモン 2・中浅煎り/ミディアム 3・中煎り/ハイ 4・中深煎り/シティ 5・深煎り/フルシティ〜
銘柄のページ等に上のような画像がありますが、その銘柄の焙煎度を、数字にチェックマークを付けて表しています。 例えば 3 にチェックが入っていれば、その銘柄の焙煎度は、中煎り/ハイローストとなります。
以上、かなりシンプルに解説しましたが、更に簡単にまとめると
・焙煎度とは、熱の加え方で変わる煎り具合のこと。
・浅煎り〜中煎り(1〜3)はフルーティーな酸味主体。
・中深煎り(4〜)からは苦味主体。
酸味がお好き、または苦手ではない方は1〜3の焙煎度のCoffeeを、酸味が苦手で苦味主体のCoffeeがお好みであれば4以降の焙煎度のCoffeeをお勧めします。
焙煎度に関しての定義はありますが、実際にはショップによってその認識が多少異なるのが普通です。ですので今回解説した焙煎度に関しては、あくまでも目安として考えていただければと思います。